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目的ローンの一種ともいえるショッピングローン

キャッシングとローンの種類では触れていませんでしたが、
なんらかの商品を購入する場合に、販売店とクレジットカード会社などの間の提携によって、
ショッピングローンが用意されている場合があります。

例えば、よく知られているところでは住宅ローンやカーローンなど、
扱う金額が大きく、市場が大きな(利用者が多い)ものの販売のために、
目的ローンが用意されていますね。

しかし、住宅や自動車ほど大きな市場ではないけれど、それなりに金額の大きな物品を
販売する場合には、専用の目的ローンは用意されていませんね。
思いつく範囲で挙げれば、大型家電店で販売されている商品、
エアコン、テレビ、冷蔵庫パソコンなどのほか、趣味の範囲の買い物ともいえるもの、
バイク、自転車、楽器など。
これらの商品の値段を比べればピンキリですが、数万円~数百万円という具合に、
かなり広い価格帯となってきます。

現金一括で購入できる方なら問題ないですが、販売店としては
そういったお客さんだけに販売していたのでは商売になりません。
クレジットカードのショッピング枠で買うこともできますが、
これもカードを持っていない方は対象外になってしまいます。

そこで、クレジットカード会社などの信販会社と提携して、
分割払いで購入できるように用意されているのが、ショッピングローンというわけです。

有名なところではAppleローン

上記のような特定の商品を購入しない限り、以外と知られていない場合も多いようです。
近年で有名なショッピングローンとしては、
アップルコンピュータが自社の製品の販売のために用意しているのがAppleローンです。

Appleローン
http://www.apple.com/jp/shop/browse/finance/loan

オリコが提供するショッピングローンで、
長年にわたって金利0%(支払い回数12回まで)キャンペーンを続けています。

クレジットカードよりも低金利な場合もある

販売店とカード会社の提携内容によってさまざまではありますが、
Appleローンの例のように、消費者金融で現金を借り入れる場合よりも、
クレジットカードでキャッシングするよりも、
さらにクレジットカードのショッピング枠を利用するよりも、
低金利で分割購入できるケースも多くあります。
クレカでのショッピング利用が実質年率で14%~15%前後であるのに対して、
ショッピングローンでは提携内容次第で、
実質年率に直すと0%~6%前後というケースも珍しくありません。

ショッピングローンの特徴はアドオン表記

ショッピングローンで注意が必要なのがアドオン表記。
キャッシングなどでは金利が実質年率で表記されていて、
これが金利比較の際のポイントになるわけですが、
ショッピングローンではアドオン率やアドオン金利、手数料などの形で
支払い回数ごとに表記されています。

かつてはこのアドオン表記のみでしたが、
実質年率と併せて表記しなければならない法改正があり、
現在では両方の金利が表記されているはずです。

キャッシングの実質年率の表記では、
返済するごとに残高が減ることを前提に計算されているのに対して、
アドオン表記では、元本にアドオン率をかけると利息がいくらなのか?
簡単に計算できる計算方法です。

例えば、元本が5万円で5回払いのアドオン率が1.0%であったなら、
50,000円 ×1%=500円
これが5回で支払わなければならない利息分です。
これに元本を加えたものが総支払額で、50,500円
これを支払い回数5回で割ったものが月々の支払額 10,100円となります。

表記されている実質年率は、ちょっと難しい計算をして割り出されたもので、
支払い回数が増えるほど実質年率も大きくなってゆきます。
よくアドオン方式のほうがたくさん支払わなければならないといわれますが、
実質年率との比較をする場合には、こういった点に注意が必要です。

かつてはたくさんのカード会社が、こういったショッピングローンを提供していましたが、
現在ではクレジットカードそのものの所持率が上がったことも影響してか?
主なショッピングローン提供会社を挙げるなら、ジャックス、オリコ、セディナ
といったところが多くの販売店と提携しています。